お知らせ

オープンキャンパスのお知らせ<5月>

 さて,平成20年度に設置されました福井大学教職大学院は,皆様方の多大な御理解,御協力の下,本年度で開設7年目を迎えることとなりました。この間,多くの現職のスクールリーダーの先生方,学部卒のストレートマスターの院生をお迎えし,教職大学院スタッフとともに実践に基づいた学びを深めてまいりました。中でも,月に1回の月間カンファレンスはご自身の実践のふり返りの場として,またお互いの実践の交流の場として貴重なひとときとなっております。
 つきましては,本学教職大学院について,より多くの先生方,学生の方々に御理解を深めていただきたく,今年度からこの毎月の月間カンファレンスの場をオープンキャンパスとして公開していきたいと思います。

 5月は,以下の通りの日程で開催いたしますので,教職大学院への進学にご関心をお持ちの方々に気軽にご参加いただければと思います。

【日 時】 平成26年5月17日(土)・26日(土) 9:20〜14:20
【場 所】 福井大学教育地域科学部1号館6階コラボレーションホール
【テーマ】 「学校での協働研究の現状を踏まえてこれからの展望をひらく」
      (各学校での協働研究の現状を交流し,先進校の紀要から実践の様子をたどります)

福井大学教職大学院説明会 プチ・オープンキャンパスのお知らせ

 この度、福井大学教職大学院の授業内容や雰囲気に触れ、理解を深めていただくために、3月1日の実践研究福井ラウンドテーブルに合わせて、プチ・オープンキャンパスを開催いたします。

【日時】 3月1日(土)12:00~

 

【会場】 福井大学文京キャンパス教育系1号館6階コラボレーションホール
      http://www.u-fukui.ac.jp/cont_about/outline/access.html

 

【内容】 大学院概要説明・個別相談

 

【ラウンドテーブル】参加申込数が500名をこえました!受付延長しています!

 いよいよ今週末に開催される実践研究福井ラウンドテーブル2014 スプリングセッションですが、お陰様で参加申込数が500人名をこえました。
 これまで以上の規模で、県内外より多様な領域の方々が集う実践交流の場となります。よりひらかれた実践交流を志向しながら、小グループでじっくりと丁寧に、互いの実践を聴き合い・語り合うラウンドテーブルとなるよう、スタッフ一同、準備と運営に努めてまいります。
 参加申込の受付につきましても、寄せられたご要望にお応えして延長しております。申込がお済みでない方がいらっしゃいましたら、コチラのページからお申込み下さい!
 スタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

福井大学教職大学院紹介ムービーの公開

 この度、福井大学教職大学院の概要を紹介するプロモーション・ムービーを作成いたしました。学校拠点方式で学ぶ本教職大学院の特徴に加え、実際のカンファレンスの風景、松木健一専攻長からのメッセージ、在籍院生や修了生の声がおさめられております。ぜひご覧下さい。
 現在、下記のYou Tubeからのリンクを公開する形をとっておりますが、今後さまざまな媒体を活用してこのプロモーション・ムービーを発信・頒布してまいります。
 福井大学教職大学院プロモーション・ムービーの視聴はコチラ(You Tubeへのリンクです)

【ラウンドテーブル】実践研究福井ラウンドテーブル2014 参加受付中です

 平成26年3月1日、2日両日に開催する「実践し省察するコミュニティ 実践研究福井ラウンドテーブル2013スプリングセッション」の参加受付を開始いたしました。本ページ下部の参加申込書(Excelファイル)に必要事項を御記入いただき、指定されたメールアドレス(dpdtfukui@yahoo.co.jp) まで添付ファイルにて送付してください。
 各zoneの概要や詳細につきましては、本ホームページにて公開しております。また、2日目のラウンドテーブルの参加者および報告者も募集しています。学校教育や社会教育等に携わっている専門職の実践について小グループでじっくり吟味する時間となっています。参加者は報告者の実践をじっくりと聴き、報告者は自分の実践をじっくりと語り、多様な領域の実践者・研究者とともに実践の交流と省察を深めます。このような活動を通してお互いの実践に新たな視点と展望を拓くことが期待されています。

【ラウンドテーブル】Zone C(コミュニティ)の詳細について

Zone C:コミュニティ 学び合うコミュニティを培う
 

 
 この間、Zone Cでは、コミュニティの発展における「持続性」の問題を共有し、検討してきました。知識基盤社会という言葉に象徴されるように,21世紀を生きる私たちが地域や職場で出会っていく課題は,個人的・個別的な取り組みでは必ずしも解決しえない,より複雑で高度なものへと変化し続けています。地域の発展を支える自治や学習についても,その持続的な展開をどのようにコーディネートしていくかがこれまで以上に問われています。これは,コミュニティの持続的な発展に向けて,世代をこえてつながり学び合うことをどのように支えていくことができるのかという課題です。
 

【ラウンドテーブル】Zone D(授業)の詳細について

Zone D 授業授業改革の扉を開く-「問い」はどこから生まれるのか-
 
 授業には、様々な「問い」が存在します。子どもと文化や社会をつなぐ「問い」、モノや人との対話を促し関係を編み直す「問い」、学習のプロセスを発展させていく「問い」といったように、異なる役割を担った「問い」が存在しています。また、学級全体で共有する「問い」、一人ひとりの子どもたちの「問い」、指導者の「問い」と、その所有者も異なります。さらには、長い単元を貫く「問い」、複数の教科等をまたぐ「問い」、1時間の中で変容していく「問い」、授業後も継続する「問い」など、「問い」が生きる領域や時間も様々です。ただ、どのような「問い」であっても、それらの「問い」を求めていく者にとっては、思考の場をデザインしていく重要な要素となるでしょう。
 今回のZone Dでは、こういった様々な「問い」と向き合い、それらを導き出したルーツを模索しながら、授業改革への扉を開くための課題に迫っていきたいと考えています。

【ラウンドテーブル】Zone A(学校)の詳細について

Zone A 学校 子どもたちのコミュニティを支える教師のコミュニティ/世代を超えて協働する学校 
 
 6月のラウンドテーブルでは学校を中軸に置きながら、地域や家庭といった学校の外にまで広げた協働について考えてきました。そこで今回はもう一度、学校の中に視点を戻し、テーマ「子どもたちのコミュニティを支える教師のコミュニティ」を前提に、「世代を超えて協働する学校」として学校づくりを捉え直します。前回のラウンドテーブルで課題となった「やらされ感」や「教師間の温度差」を超えて、本当のコミュニィティを育み、自校の改善に協働して取り組んでいくためにはどうしたらよいのか。管理職、ミドルリーダー、若手教員等、それぞれの立場で学校づくりを語り合う中で、「世代を超えて協働する学校づくり」について、お互いに考えを深めていきたいと思います。
 
SessionⅠ ポスターセッション 12:40-13:50
 福井県内外の小学校・中学校・高校・特別支援学校から、世代を超えてつながりを生む学校づくりの実践についてポスター報告が行われます。ポスター報告にもとづき、各校及び参加者で互いの実践を交流します。
 

【ラウンドテーブル】Zone B(教師)の詳細について

Zone B 教師 教職大学院をイノベーションする
 
 中教審答申「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上策について」(2012.8.28)と、それに続く、教員の資質能力向上に係る当面の改善方策の実施に向けた協力者会議報告「大学院段階の教員養成の改革と充実等について」(2013.10.15)及び教員養成系学部大学のミッションの再定義では、教職大学院の拡大・拡充と修士課程の教職大学院への段階的移行が謳われており、各大学は第2期中期目標期間内におおよその方向性を確定する状況にあります。教職大学院の設置はグローバル化した知識基盤社会の到来に伴い、新しい学力観を持った「学び続ける教員」の育成という喫緊課題に応えるべく設置されるもので、そこでは教育委員会の連携・協働も必須となります。各大学ならびに教育委員会はこの至上の命題と落莫たる現状との狭間の中で模索されていることと思います。福井大学も全く同様の状況にありますが、教職大学院の設置が比較的早く、解決できた課題もあります。

教職大学院ニュースレター№58について

 福井大学教職大学院ニュースレター58号をアップロードいたしました。本学教職大学院の森透教授による巻頭言では、昨年12月に開催された日本教職大学院協会シンポジウム「教職大学院の更なる発展・拡充と質の向上」での議論とその背景を踏まえながら、教職大学院のさまざまな可能性と今後の課題が提起されています。今号では、合同カンファレンスでの院生の学びの様子の他、秋から冬にかけて開催された研究会の参加報告を掲載いたしました。また、静岡大学(1月)、宇都宮大学(2月)で開催されるラウンドテーブル、3月初旬に開催される実践研究福井ラウンドテーブルの案内も掲載いたしましたので、是非ご覧下さい。
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