学習・生活

連合教職開発研究科(教職大学院)の院生の学びや生活は、コースや立場によって異なります。
※より詳しくはこちらのリンク:パンフレットをご覧ください。

 

学校改革マネジメントコース

 学校改革マネジメントコースの院生にとっては、勤務校(拠点校または連携校)における学校組織マネジメント業務がそのまま院生としての学びの基盤となり、学校マネジメントの仕事そのものが学びと生活の中心となります。
 

ミドルリーダー養成コース

 ミドルリーダー養成コースの院生にとっては、勤務校(拠点校または連携校)における研究体制の構築や授業実践の改善への挑戦がそのまま院生としての学びの基盤となり、ミドルリーダーとしての仕事そのものが学びと生活の中心となります。

 

授業研究・教職専門性開発コース

 多くの教職専門性開発コース(M1)の院生にとっては、週3日間の拠点校でのインターンシップと週1日の大学でのカンファレンスが学びや生活の中心となります。

 

 どちらのコースの院生も、主に福井大学で実施される休日開催の合同カンファレンスや、夏休み・冬休みに実施される集中講座※に参加します。これらは、個々人の学びを深める重要な場であると同時に、他の院生たちとの交流を通して切磋琢磨するチャンスでもあります。

 

※集中講座:夏季は3サイクル、冬季は1サイクルが基本。1サイクルは1日5コマを3日間実施。
 

 

教員免許取得プログラム

 授業研究・教職専門性開発コースの入学者で、教職に対して強い意欲を持った者に、新たに小学校、中学校、高等学校又は特別支援学校の教育職員免許状取得の道を拓くものです。出願時に、別途指定の教育職員免許状取得プログラム履修申請書を提出し、許可された者がプログラムの対象となります。このプログラムは、長期履修学生制度を適用し、通常より1年長い3年間で大学院教育課程と学部の教員養成カリキュラムを履修することにより、教育職員免許状取得の所要資格(原則として1校種かつ1教科)を得るものです(※)。履修期間3年間は最短の例で、3年間での修了を保証するものではありません。授業料は、2年分を3年で分割して納入します。履修申請書は、出願書類とともに提出しますので、履修を希望する人は、学務部教務課(TEL 0776-27-9985)に問い合わせて書類を入手してください。

※教職大学院独自の奨学金制度によって、大学院での学びを支援します。


拠点校の職員室にて

拠点校の職員室にて

 スクールリーダー養成コースの院生である学級担任の先生と、教職専門性開発コースの院生とのカンファレンスです。毎週決まった時間に、クラスの子どもたちのことや学級経営についてじっくり話し合います。教職専門性開発コースの院生にとっては先輩教員の経験や考えから学ぶという、また、スクールリーダー養成コースの院生にとっては学校の中で若い世代の教員を育てるという、いずれにとっても重要な実践力形成の場です。互いに勉強になると同時に、楽しい時間でもあります。

 

拠点校の教科研究室にて

拠点校の教科研究室にて

 同じ教科の教員と院生による研究会の様子です。この日は、ストレートマスターの院生が実践した授業を振り返り、皆で検討し合っています。ざっくばらんな意見交換はとても勉強になり、次の実践に向けてまた頑張ろうという気持ちになります。

 

拠点校会議室にて

拠点校会議室にて

 拠点校には大学の教員が定期的に訪れ、院生だけでなく他の教員も含めた教員間の協働研究を支えます。この学校では、スクールリーダー養成コースの院生が所属する研究部の会議に大学教員も毎回参加しています。これからの学校や協働研究の方向性を検討するため、真剣な話し合いが展開されます。

 

福井大学にて

福井大学にて

 休日や学校の夏休み・冬休みには、福井大学で合同カンファレンスや集中講座が行われます。全体会の後、小グループでの報告や話し合いがもたれます。久しぶりに皆が集まって刺激がいっぱい!話は尽きません…。

 

拠点校にて

拠点校にて

 拠点校の一つ、至民中学校です。生徒自ら教科学習を求める教科エリアと異学年集団の自治活動を展開しやすい構造で設計されています。