【ラウンドテーブル】1日目「実践し省察するコミュニティ」ゾーンB(教師)の内容について

Zone B 教師 学び続ける教師を育てる<人>と<組織>のパラダイムを考える
8月28日に中央教育審議会から公示された答申「教職全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」では,「学び続ける教員像」の確立とそれを支援する教育委員会と大学との連携・協働の必要性が強調されています。本答申では生涯にわたり学び続ける教師に必要な能力として,「探究力」「学び続ける力」等が挙げられています。このような力を育むためにはこれまで分断されていた養成と研修の在り方を問い直し,それらに関わる人や組織のパラダイムを転換させる必要があります。
今回は特にそのようなパラダイム転換の一つとして「学校拠点方式」を取り上げて議論を深めていきたいと考えております。学校と拠点とした力量形成を支える連携・協働の在り方について,具体的な実践事例をもとに,いかにパラダイム転換を図ったか,また今後どのような改革が求められるか,について共に考えていきます。
sessionⅠ ポスターセッション 12:40-13:50
「学校拠点方式」の養成・研修に関するポスター報告にもとづき,参加者で互いの実践を交流します。
sessionⅡ シンポジウム:学び続ける教師を支える「学校拠点方式」 14:00-15:20
「学校拠点方式」による養成・研修について,それぞれの実践事例について基調報告と課題提起をしていただきます。
<報告予定機関>福井大学・和歌山大学・山形県教育委員会
<コーディネーター> 松木 健一(福井大学)
sessionⅢ フォーラム 15:30-17:30
先の2つのsession を受け,福井県内外の各地域の大学関係者・教育委員会関係者・学校関係者の三者に参加していただき,学び続ける教師を育てる〈人〉と〈組織〉をめぐるそれぞれの状況を報告していただきます。小グループでの各報告を踏まえて,参加者の実情と課題も共有しながら意見を交流していきたいと考えております。