省察的実践学会『省察的実践記録集成』No.1 記録の投稿募集

省察的実践学会『省察的実践記録集成』 No.1 記録の投稿募集
                                  
                          省察的実践学会『省察的実践記録集成』編集委員会
 
 これまで、福井大学でのラウンドテーブル開催の際に、省察的実践学会設立に向けての準備会を重ねてまいりました。参加者の皆さんから、省察的実践学会の活動や紀要のあり方などについてもご意見をいただいてまいりました。そこで、改めて実践記録を軸とした学会づくりの基礎を固め、省察的実践研究を発展させていくために、『省察的実践記録集成』を編みたいと考えています。
 これは、省察的実践を志向するさまざまな分野における実践の省察的記録、および省察的研究を幅広く収集・集積し、省察的実践・省察的実践研究への多様な企図の持続的な交流と相互検討の基盤を築くことを目的としています。さらに、実践者自身が記録を公表するという公的責任を果たす場を構築することも目指しています。この『省察的実践記録集成』に、記録・研究が掲載された後に、さらに発展させたものを、学会紀要『省察的実践研究』に投稿することが出来ます。
『省察的実践記録集成』に投稿していただくにあたり、実践研究福井ラウンドテーブル(2月・6月)などでの実践報告と相互検討を経ていただきます。ラウンドテーブルで実践を語っていただいた後に、実践記録を記すことは、改めてそこで自分自身が語った言葉を吟味したり、聴き手の皆さんの発言を思い起こしながら再度自分の実践をふり返るという、自分の実践の省察を一層深めていく契機となります。それらの吟味を経た実践記録が掲載された『省察的実践記録集成』は、読み手にとっても、多様な実践記録を自分の実践に照らしながら読むことで、実践のさらなる展開を展望することが期待できます。このように、『省察的実践記録集成』を、書き手にとっても読み手にとっても、互いの実践から学び合う場にしていきたいと考えています。
 つきましては、『省察的実践記録集成』No.1への実践記録の投稿を予定される方は、ラウンドテーブルへの参加申し込みの際に、以下の要領で投稿エントリーをお願い致します。なお、ラウンドテーブルでは、実践記録の執筆を支える場となるようグループのつくり方を工夫します。
 皆さんのご応募をお待ちしております。
 
                          問い合わせ先:
                          省察的実践学会『省察的実践記録集成』編集委員会
                          E-mail: reflective.practice2016★gmail.com
                                   ★印を@に変えてください。  

 

 

実践記録投稿エントリーの要領

 

1)エントリー方法
実践記録の投稿を希望される方は、以下の3点についてご了解いただいた上で、2019年6月19日(水)までに、下記の通りお申し込みください。
①2019年6月22日(土)18時~ 開催予定の「省察的実践学会」準備会にご出席ください。
②2019年6月23日(日)のクロス・セッションで実践を報告してください。
③ご自身の実践に関わる人々に、実践を公表することの意義が共有されていること。あるいは、すでにご自身の実践が組織内の刊行物で公表されていること。
もし、刊行物等が組織内にない、あるいは公表予定だが未発表の場合には、クロスセッションでの報告、さらに実践記録の中に、組織内で共有されている記録を公表することへの意義、さらにその共有プロセスについて報告すること。
 
2)エントリー提出方法
以下のアドレスまで下記の内容についてご記入の上、ご連絡ください。
・アドレス:reflective.practice2016@gmail.com
・件名に「省察的実践記録集成」への寄稿について(所属・お名前)とご記入ください。
 
3)記入内容
①氏名・所属
②連絡先(e-mailアドレス)
②記録の表題
③予定ページ数

 

 

今後のスケジュール

 
 

第1回
2019年6月23日 実践研究福井ラウンドテーブル クロス・セッションでの報告
2019年8月31日 原稿提出
2019年12月 『省察的実践記録集成』No.1 学会ホームページにて公開予定
第2回
2020年2月16日 実践研究福井ラウンドテーブル クロス・セッションでの報告
2019年4月30日 原稿提出
2020年8月 『省察的実践記録集成』No.2 学会ホームページにて公開予定
 
今後、予定の変更等がありましたら、ホームページでお知らせ致します。
 
*選考等について
 基本的に多くの分野における実践記録・実践研究への企図を促し共有することを目的とするため、本学会の趣旨である省察的実践への企図をめざす限り、多くの記録・研究を集成することを優先する。
 

 

 

記録投稿要領

 
 

1)提出方法
ホームページに掲載されているフォーマットにしたがって原稿を作成し以下にご送付ください。
2)提出期限
2019年8月31日
3)提出先
reflective.practice2016★gmail.com
 ★印を@に変えてください。