【ラウンドテーブル】Zone C(コミュニティ)の詳細について

Zone C コミュニティ 学び合うコミュニティを培う:持続可能なコミュニティをコーディネートする
 
 これまでZone Cでは、各地で取り組まれている長期に渡る実践の歩みとその展開を、地域・世代・領域を超え共有し検討し続けています。そして、ここ数年は、コミュニティの発展における「持続性」をめぐる問題に焦点を当て、互いの実践から学び合っています。現在、私たちが地域や職場で出会う課題は、個人的・個別的な取り組みでは必ずしも解決しえない、より複雑で高度なものへと変化し続けています。地域の発展を支える自治や学習においても、その持続的な展開をどのようにコーディネートしていくかがこれまで以上に問われていると言えます。
 Zone Cは、福井市教育委員会生涯学習室・福井市中央公民館の協力の下、JR福井駅東口前のAOSSAが会場です。SessionⅠのポスターセッションでは、AOSSAのフロアをまたぐ空間的な拡がりの中にポスターを配置し、それを通じて互いの実践を交流します。SessionⅡのシンポジウムは、「持続可能なコミュニティをコーディネートする-<女性の声を聴く>実践の可能性-」と題し、コミュニティの持続的な発展と専門的力量形成を支える「語り・聴く」ことの意義を考えていきます。前回および前々回では、広報と記録の持つ力として個々の実践をつなぎ編んでいくことが確認されました。今回は、前回までの議論を踏まえ、「語り・聴く」関係性の中で活動が編まれ、実践がつながり、コミュニティがひらかれていく可能性に注目します。SessionⅢのフォーラムでは、シンポジウムでの問題提起を受けながら6人程度の小グループを組み、互いの活動を交流・共有していくクロスセッションを行います。
 多くの皆様のご参加・ご来場を心よりお待ちしています。
 
Session0 オリエンテーション 12:40‐12:50 AOSSA 6階(参加受付ブースあり)
 
SessionⅠ ポスターセッション 12:50‐13:50 AOSSA 4階アトリウム・5階展示スペース
「世代をこえて学び合うコミュニティをコーディネートする」
 福井市・越前市・池田町・勝山市他の公民館・福井大学探求ネットワーク・福井市教育委員会生涯学習室・福井大学履修証明プログラム「学び合うコミュニティを培う」他
 
SessionⅡ 主旨説明・シンポジウム 14:00‐15:50 AOSSA 6階レクリエーションルーム
「持続可能なコミュニティをコーディネートする-<女性の声を聴く>実践の可能性-」
 〈シンポジスト〉 遠藤 惠(NPO法人市民メディア・イコール副理事長)
         「『ふくしま、わたしたちの3.11~30人のHer Story』証言記録集について」(仮)
          久島  幸江(越前市味真野公民館)
        「地区女性会の状態調査の実践から見えてきたこと」(仮)
 〈司会〉 羽田野 慶子(福井大学)他
 
SessionⅢ フォーラム 16:00‐17:40